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殿堂者Dendo-sha

大槻 幸雄おおつき ゆきお

大型二輪車の開発によりカワサキブランドを確立

川崎重工業株式会社 元常務取締役

大槻 幸雄

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大槻幸雄(おおつき ゆきお)略歴

1930(昭和5)年 京都府生まれ
1949(昭和24)年 旧制第五高等学校一年修了
1954(昭和29)年 京都大学工学部機械工学科卒業
1955(昭和30)年 京都大学工学部機械工学科大学院修士一年修了、川崎航空機工業株式会社入社
1956(昭和31)年 日本ジェットエンジン株式会社に出向
1960(昭和35)年 川崎航空機工業に戻り、ガスタービンに関する研究に従事
1962(昭和37)年 単車事業部の設計部で、二輪車の開発設計業務に携わる
1965(昭和40)年 ドイツ政府フンボルト財団奨学生としてドイツ・アーヘン工科大学ジェットエンジン研究所へ留学
1966(昭和41)年 留学帰国後直ちに日本グランプリ・レース監督として出場
1969(昭和44)年 カワサキ マッハ(500SS)を開発以降、750cc、350cc、250ccをシリーズ化
1972(昭和47)年 カワサキZ1/ZIIを開発
1978(昭和53)年 当時世界最速といわれたカワサキZ1300を開発
1984(昭和59)年 ジェットエンジン事業部副事業部長
1990(平成2)年 汎用ガスタービン事業部長
1995(平成7)年 航空宇宙事業本部副本部長、常務取締役を歴任
2003(平成15)年 川崎重工業退職

団体関係

1996(平成8)年 日本ガスタービン学会会長
1997(平成9)年 通産省工業技術院機械技術研究評価委員
2001(平成13)年 日本ガスタービン学会名誉会員

受賞歴

1977(昭和52)年 日本機械学会技術賞受賞
1982(昭和57)年 日本ガスタービン学会技術賞受賞
1992(平成4)年 科学技術庁長官賞、兵庫県科学賞受賞
2002(平成14)年 国土交通省交通文化賞受賞
その他受賞多数

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