小口泰平名誉会長が公益財団法人 国際交通安全学会(IATSS)から「功労賞」が授与されました
日本自動車殿堂設立者の一人であり、当会の初代会長を15年にわたって務めた小口泰平名誉会長が、このたび国際交通安全学会から、2024年9月17日に開催された創立50周年記念の式典において、記念表彰として功労賞が授与されました。この模様のレポートをお届けします。
2024年に50周年を迎えることになった国際交通安全学会(IATSS)は、1974年に設立された公益財団法人で、交通の分野では国内唯一の学会であり、「交通安全」を取り巻く様々な課題の解決を目指して学際的な研究活動を続けています。本田技研工業株式会社の創業者である本田宗一郎氏と藤澤武夫氏の両氏と本田技研工業株式会社が提供した基金をもとに設立されており、会員は交通工学の専門家をはじめとして、評論家、ジャーナリストなどの50名強の会員が中心となり、国内はもとより交通問題が深刻なアジアの開発途上地域などにも研究・実践を展開しています。
公益財団法人 国際交通安全学会 https://www.iatss.or.jp
50周年を迎えるにあたって、武内和彦会長は「五十周年を機に、こうした新たな課題にも果敢に取り組むとともに、ジャーナルやフォーラムを通じて世界と交流し、情報発信することで、IATSSのさらなる国際的認知度の向上を目指し、この分野においてフラッグシップ学会に発展させることが、会長としての私の願いである(一部抜粋)」と『国際交通安全学会誌』の巻頭言で語っています。
第一部において国内の記念表彰(功労賞)として選ばれた方々の中で小口泰平名誉会長が、最初に名前が呼ばれ、壇上にあがりました。
武内和彦会長から感謝状を受け取る小口泰平名誉会長。
小口泰平名誉会長からは、受賞の喜びが語られました。
令和6年11月1日
日本自動車殿堂 事務局